見事な「ヒラメキ」を得たいなら、
「思い込み力」の底上げに汗を流すべし。
残念ながら私には直感力がない。
いや、あるといえばある? いや、やっぱりないかも。
ええい、どっちなんだ!と自分でも突っ込みたくなるくらいだけど、どっちも本音。
直感力がないとは言いたくないけど、勘が見事に当たったこともないから自信がないのだ。
そんな私だけど、過去に一度だけ「恋する直感」をしたことがある。そう、「ひとめぼれ」だ。ある男性に初めて会った瞬間、まさにピンときた。
ところが、問題はそのあと。「この人で間違いない」という一人よがりの熱い思いが先走りすぎて、若くていろいろ下手だった私は見事に玉砕。その時以来、自分の恋する直感は信用ならんと封印したのだった。
できれば自分の直感を信じたい。
でも突っ走るのがちょっと怖い。
いつからこんな風に?と一番古い記憶を遡ってみると、幼稚園に通っていた頃の夢見るユメ子ちゃんだった私には、鬼太郎並みの直感力があったことを思い出す。中学生くらいまでは毎日ひらめきまくり、何でも自分の思い通りにならないことなんてなかった。もちろん、恋だって。
そうだ。その頃の私は、今よりもっとわがままで、自信満々で、自分がどうしたいのかよくわかっていた。もしかして、今の私に直感力が働かないのは自信がないせいなんじゃないのかしら。
「直感力」を支えているのは「思い込み力」だ。恋愛でも仕事の場面でも、自分はできる(can)と思い込む。こうなりたいという自分の目標をはっきりイメージし、普段から情報を積み重ねる。それがいざというとき、無意識から沸き起こる直感という形で姿を現すのだ。
そういえば「直感だけには自信あるの」なんていう人は、良くも悪くも大抵思い込みが強い人だ。夢を描いて自分を信じる。そんな人こそ、いつも前向きで自分の力でどんどん道を切り開いて先へ進んでいくもの。気が小さい私には、自分でちょっと思い込みが強いくらいで調度いいのかもしれない。そう、あの時アテにならなかったのは「恋する直感」ではなく、そのあとの「恋するテクニック」だったのだ。
よし、決めた。今日から自信回復のリハビリに励もう。いざというときのひらめきを得るため、直感の筋力アップに汗を流すのだ。最初の一歩は、この言葉を毎日心の中で唱えて自己暗示!
「私、直感には自信があります」


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- まつざき みわこ
- (complex gala.編集長)
- 「ソフト面」の編集を担当するフリーライター。エンタメ系から小難しい系までいける理論派だが、感情が先走るクセがあり、時折フリーズする。必殺技はベリーダンスだが恥ずかしがって披露しないという、これまたアンビバレンスな彼女である。
- ・ブログ:虹色玉虫





