子供の頃からとにかく「細かいこと」が大好き。


夏休みの自由研究ではペーパークラフトで箱の中に小さな宇宙を作り、ビー玉を転がして大冒険するような、そういう小さな世界に入り込んでしまう。


特にカッターやはさみなど、切り刻んでは形を変えることが不思議と好きだった。


大人になった今もそれは変わらず。
美容師としてはさみを奮う毎日ではあるけれど、
仕事のちょっとした合間にも、気がつけばカッターで消しゴムを切っている。
それも、ハンコとして!


無意識の「ヒマつぶし」で始めた消しゴムハンコつくりは、あまりに楽しくて、「ヒマつぶし」の枠を越えて行った。


花、葉っぱ、雲、星……自然をモチーフとしたハンコを無意識に多く彫っている。
小さいものは10分ほどで彫れる。夢中になって2〜3時間はあっという間。けれどハガキくらいの大作となると3日はかかってしまう!


100円ショップを覗けば、どんな消しゴムがハンコに適しているのかまで見抜けるようになってしまった。


もちろん、ただ作っているだけじゃない。


この2月から始めた自宅サロンの宣伝用のフライヤーや名刺は、印刷屋さんに出すほどたくさんはいらない。とはいえ、1枚1枚書いていては、「お気に入り」が書けても手放す運命でちょっと淋しい。
そこでピーンときた。
「ハンコでフライヤーも名刺も作ってしまおう!」


今日も子供の頃みたいにテーブル中を小さなハンコで散らかして、サロンのフライヤーをペタペタと作る日々が続いている。


消しゴムハンコ

消しゴムハンコ(アート)
消しゴムをカッターでくりぬき、手作りするハンコ。ざらざらとしたプラスチックハンコは溶けてくっついてしまうことがあるので、透明感のある堅い消しゴムがハンコに適している、という発見をした。

これを子供心と言うのか分らないけれど、何かに夢中になったり、感動したりする時は童心を思い出す。その両方を満たしてくれるのがガーデニング。


今の部屋に引っ越して来た時、決して広くはないベランダに、食用のためハーブを植えたのが始まり。これが意外と育つ、育つ。生命力を目の当たりにして感動してしまう。


転機が訪れたのは、実家から「土付きネギ」が送られて来たとき。
土がついているのなら、根っこもついているはず。
なんとなく、ハーブ達が連なるプランターに相席させてみたら育つこと育つこと。
お店で売っているような「良く知ったネギ」は一本すらっと伸びているけれど、土に植えて育ったネギは右から左からどんどん枝分かれして伸びて行くのだ。
本筋を残して枝分かれしたネギを、右左と順番に食べていく。
1年経ったころにはすっかりワケギほどの細さになってしまうけれど、その頃にはまた実家から新しい「土付きネギ」がやって来て、交代。おかげで我が家ではネギを買ったことがないくらい。


母にその話をしたら今度は土が送られて来た。
山の栄養をたっぷり含んだ、元気な土。
ガーデニング用品店で栄養土は売っているけれど、自然の力は桁違い。植え替えるとみるみる植物の色つやが良くなるのだ。
そのかわり、さすが山の土。
キノコの子が紛れ込んでいたみたいで、見たこともない真っ黒なえのきのようなキノコが顔を出して来たけれど。


旧暦を見ると「一粒万倍日」というのがある。
文字通り「一粒植えたら何倍にもなる日」なのだそうだ。
毎月この日を楽しみにして新しいタネと一緒に楽しい気持ちも土に埋める。
いつの日か実りも、そしてワクワクする楽しい気持ちも、万倍になるように!


ガーデニング

ガーデニング(農業)
自己流でやってきたガーデニングももう6年目。我が家の環境ではパセリは生き残らない、食用のネギは花を咲かさずつみとるなど、体験しながら覚えて行ったけれどなんとかなる。J-WAVEが「グリーンカーテンプロジェクト」といってゴーヤのタネを配っているけれど、ゴーヤは1ヶ月ほどで収穫できるステキな植物。そのかわり、葉っぱが独特な臭いを放ち、ちょっとくさいよ。でもおいしいから、そこは我慢!
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山本まりこ
山本まりこ
(美容師・アーティスト)
美容師とヘアメイクを経て現在は自宅でヘアサロン「Kira Kira カロワ」を主宰する。ハンドメイド雑貨や色鉛筆を使った色彩豊かなイラストも手がけている。チェコ、ハワイ、スイス、が好き。もちろん日本も! アルプスの少女ハイジが大好き☆
ブログ:Kira Kira カロワ