このサイトの立ち上げに関わってからおよそ1年。レビュー執筆のお鉢が回ってきた。恋愛特集に絡めて、「好き好きラブラブばっかりでは築けない夫婦関係&家族関係を築いている」立場から何か語れ、というオファーだけど、正直困った。「恋愛の達人」でもないし、特に秘訣があるわけでもなし。ので、いろいろ考えて思い当たったことを書いてみる。


うちの家族構成はこんな感じ。自分(自営業のwebディベロッパー、38歳)と、3歳年下の妻、長男(3歳)、次男(0歳)。妻は専業主婦なので、家事や子供の面倒は大部分をまかせっきりだけど、家にいる時は洗い物や風呂掃除を手伝ったり、土日は長男を近所の公園に連れ出し(て疲れるまで遊ばせ)たり、できるところは家事・子育てに参加するようにしてる。


自営業で時間の都合をつけやすいからできる部分もあるし、大したことをしてるわけでもないけど、妻からしてみればそれだけでもだいぶ違うようで、言葉や態度にしかと表れなくとも感謝されてるみたい。なんかのアンケートで「旦那が子育てに参加している家庭ほど、妻から夫への愛情は冷めにくい」みたいな結果が出てて、妙に納得してしまったこともあったっけ。


なんだかのろけ話みたいになってしまったが、自分としては、できる時間に、できる部分を、できるだけ、家事・子育てに参加している(手伝っている)に過ぎない。ちょっとした努力が、夫婦間・家庭内において良いバランスを生み出しているわけだから、安いものだと思う。


第1回 妊娠出産子育て基本調査・フォローアップ調査(妊娠期〜0歳児期)

第1回 妊娠出産子育て基本調査・フォローアップ調査(妊娠期〜0歳児期)(調査報告書)
機関:ベネッセ次世代育成研究所
発行日:2009/02
http://www.benesse.co.jp/jisedaiken/research/research_06.html

ところが、その「できるだけ」がなかなかできないもので、うちの場合でも、家事を手伝う替わりに事業の経理面を手伝ってもらう、という交換条件があったからこそできた、というのが正直な話(請求書を書いたり、領収書の整理をしたりとか、こちらが期待していたそういう手伝いは、実はいまだに一度もやってもらったことはないが)。


そういう「ニーズ」とか「条件」とかのデコボコが、カップル・夫婦・家族ごとにあるハズで、それぞれの凸を凹に合わせるためのちょっとした努力が、実は「人間関係を作っていく」という作業なんだろうと思ってる。「恋愛関係」とか「家族関係」とか言っても、大きな視点から見ればすべて「人間関係」なわけで、「うまくやっていく」ためにはいろんな凹凸を合わせていくことが重要なんじゃないかと。


特に恋愛に関して言えば、「相手を探す」ことは基本的な凹凸がうまいこと合致する相手を探すことなのだと思う。大きなところで共感できれば、細かいところはあとから修正すればいいし、場合によってはどうでもよかったりする。問題は、相手の凸に自分の凹を合わせることができるかどうか。もちろん、自分の凸に相手が凹を合わせてくれるかどうかも重要だけど、「求める」ことが比較的簡単であるのに比べて、「与える」のはよりハードルが高いと思うから。


だからまあ、結論としては、「バランスを取ろう」ということになるのかも。一方的に「合わせる/合わせてもらう」のではなくて、それぞれのニーズや条件に合わせて、お互いにとってメリットがあるように「合わせあう」と言えばいいだろうか。


……「レビュー」の体をまったく成してませんが、最後にオススメの映画「ラブ・アクチュアリー」のご紹介を。群像劇スタイルにしたことで「愛のカタチって実にさまざま!」ってテーマが実によく表現されてます。本文との関連性はかなり低いですが、おもしろいのでよろしければぜひぜひ。


ラブ・アクチュアリー 【プレミアム・ベスト・コレクション\1800】

ラブ・アクチュアリー 【プレミアム・ベスト・コレクション\1800】(DVD)
出演:エマ・トンプソン, ローラ・リニー
監督:リチャード・カーティス
ASIN:B0026P1KVK
発売日: 2009/07/08
価格:1,800円(税込)
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網屋 徹
網屋 徹
(web developer)
本ウェブサイト構築の陰の立役者。htmlの理論構造を整理したWeb標準準拠のページづくりと、PHPを駆使したライブ感のあるサイト構築を得意とする。唯一の既婚者で、F1と2才になる息子とB級映画について語らせると止まらない(酔うと)。
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