自分の欠点を一生懸命直そうとする「強いオンナ」は
頑張るところを間違えてるの?

理想のイイオンナを目指した今回の特集「踊る、からだ」。
いかがだったでしょうか?

私の周りでは、近藤陽一郎さんと岡本貴也さんの対談記事が特に人気のようです。
なかでも、近藤さんの「まろみ」発言が物議を醸し出しておりまして、記事を読んだ女子が集まるとちょっとした議論に! 作り手としては、嬉しい限りであります。

なにせ、焼肉をつつきながらの“男の恋バナ”取材の総録音時間は4時間。
題材が題材だけに、ほとんどが本文には到底載せられないような濃密な話になりまして、最終的には、適齢期の男女が抱える恋の悩みにみんなで答える「相談室」状態に。
いやあ、オトナの男の恋愛論は相当面白かったです。

忘れられない恋から、性癖まで(笑)話は尽きなかったんですが、中でも印象的だったのが、やっぱり男の人は「守ってあげたくなる女性」が好きなのだという事実。世間的にはそうだろうとは思っていたけど、その枠にはおさまらないはずのお二人にも熱く語られたので、「ブルータス、お前もか」と。

突然ですが、私の身長は165センチ。
残念なことに肉付きもそれなりです。
つまり、どう見ても風が吹いたら飛ばされそうな「守ってあげたくなる」タイプではない。
おまけに中身だって、どんな雑誌のチャートでも「男脳ガチガチちゃん」的な結果に落ち着くなんでも頑張ってしまうタイプです。

どうしよう、まったくもって可愛くない。
そして、強い。

よく言われるこの「守ってあげたくなる」気持ちの正体って何なんだろう。
「自立していなくちゃいや」、「自分を持っていなくちゃダメ」とかいうくせに、「守ってあげたくなる人」がタイプってどういうことなの???

それを近藤さんに聞いてみたら、「俺ならキミの辛さをわかってあげられるよ。そういう特別になりたいっていうことかな」という答えが返ってきた。

岡本さんは「好きな人が、服装や髪型を俺好みのものに変えてくれたりすると、グッとくる」とか。たとえば、普段の彼女はカジュアルなのに、「水商売っぽい女の子もかわいい」という話をしたら、次のデートでプチ「アゲ嬢」で現れてくれると嬉しいなど。でもでも、たとえその日だけだとしても、相手の好みに合わせて自分を偽るって「自分がない」ってことにはならないの? と聞いたら「それは、別問題。相手を喜ばせようとするサービス」なのだと。

でもやっぱり、無理してまで相手に合わせたくないし、弱いフリも違うと思うし、私の趣味も認めてほしいし、ごにょごにょ……なんて反論してみたら、「君はカタクナすぎるのだ」とばっさり。

ゲホっ、ゲホっ、まずい。
これじゃ一生モテない。
焦っていろいろ考えてみた。

そして出た結論は、欠点だと思ってひた隠しにしている悪いところも、「オレには理解できる」というのが、「守ってあげたくなる」気持ちの核心部分なんじゃないかしらということ。

カタクナと言われてしまったのは、好きな相手と向き合うことができずに、必死に自分のクセや欠点を隠して、自分が変わっていくことを楽しめないから。その余裕=隙がないからなのかも。
そういえば「隙がない」ってセリフもよく言われたわ……。

近藤さんの言う色気=「まろみ」の本質も、きっとこのあたりが肝なんだと思うんです。
相手を受け入れて自分を差し出せる、度量、柔軟性、母性みたいなもの。たぶん……

どうかしら?
そして、具体的に隙をつくるにはどうすれば?
っていうかぶっちゃけ、隙なんか見せて引いちゃったりしないの?

早速、教授と先生にご教示いただかなくっちゃ。
男の恋バナ第2弾、いつやる?

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まつざき みわこ
まつざき みわこ
(complex gala.編集長)
「ソフト面」の編集を担当するフリーライター。エンタメ系から小難しい系までいける理論派だが、感情が先走るクセがあり、時折フリーズする。必殺技はベリーダンスだが恥ずかしがって披露しないという、これまたアンビバレンスな彼女である。
ブログ:虹色玉虫